金剛山・妙見谷コース



山行報告  
報告者 樋口 修  
山行日 平成22年11月27日  天候 晴れ
ルート  金剛山登山口→妙見滝→金剛山頂上広場→久留野峠→金剛山ロープウェーイ前
 コース
タイム
JR松井山手(7:21)−河内長野駅(8:42/9:00)−金剛山登山口(9:25/9:35)−妙見滝(10:10/10:15)−金剛山頂上広場(11:40/12:15)−大阪府最高点(12:50)ーちはや園地(13:00/13:05)−久留野峠(13:40/13:45)−ロープウェイ前(14:05)
参加者 リーダー: 樋口        サブリーダー: 秋月

男性: 北村、園上、西川、梅澤、今井(一般参加)
女性: 吉津、徳田(幸)、内匠、堀
合計: 11名
 山行報告 

 快晴のもと、9時35分に金剛山ロープウェイ前バス停を、バスの進行方向へ向って歩 きだし、妙見橋を渡って左折し、谷沿いの道を妙見滝へ向かった。道は途中から所々で注意して通る個所も出てきたが、10時10分に妙見滝に到着した。

妙見滝は、高さ8m程の岩から直瀑している。妙見滝からは、滝の左側から巻いて登り、しばらくは、滝の上から谷を見下ろしながら進み、やがて谷の流れの中を渡りながらの道となった。この谷沿いの道は、所々にテープは巻いてあるものの、かなり荒れた道だ。危険な所には、ロープやワイヤーはあるものの、皆注意をはらって登って行った。

途中、岩場のルートが判りにくい場所で、幸いにも一人のハイカーに出会った(妙見谷で唯一出会ったハイカー。この方は、妙見谷コースをしばしば登るとのこと)。この方から、判りにくい個所のコース取りにアドバイスを頂き、11時40分に無事頂上広場に到着した。山行参加者の園上さんは、金剛山登山174回目とのことで、150回登山者の欄に名前が掲示されていた。頂上広場は大勢のハイカーで賑わっており、大阪方面の眺望を堪能することができた。頂上広場で昼食を済ませ、12時15分に出発した。途中、のんびりと金剛山の最高点のある葛木神社(最高点には入れない)、大阪府の最高点(1053m)を通り、ちはや園地で、最後のトイレ休憩をした。ちはや園地からは、ダイヤモンドトレールを久留野峠まで行き、急坂を一気にロープウェイ前バス停へ下った。

バス停には、14時過ぎに到着した。メンバーと天候に恵まれ、楽しい山行ができた。最後に、CL力量不足の私を、SL秋月会長をはじめとする参加者の皆様方がいろいろとサポートして頂き、ありがとうございました。

 感想文
園上 雅晴
 金剛山を登って来ました

1127日 樋口さんCLの先導で金剛山登山をしました、金剛山登山は私にとって深い因縁のある登山です。13年前、職場の若い連中に連れられて来たのが金剛山でした。外回りのセールスマンをやって来ており早く歩くことには自信がありましたので軽い気持ちで彼らには負けない自信がありましたが、その結果は無残なものでした。行きは良いよいですいすいと登りましたが降りは後数100mの所で膝が笑ってしまい降りれなくなってしまいました。若い連中に笑われ自分でも情けなくなりました。ここで山歩きなど馬鹿くさくて止めるところが矢張り悔しくて、暫くして今度は一人で挑戦し無事下山出来ましたが、この体験で私が登山に芽生えたきっかけとなりました。その後今日までに金剛山登山は174回に上り、山頂に愚名のプレートも置かれています。

 ところが今回の金剛山登山は今迄の金剛登山は何だったのかと思うほど目の冴えた登山でした。私が何回も登ってきた階段登りとは全く違い人工の階段等ないスリリングな緊張の連続した沢のぼりと神経の張り詰めた急登でした。樋口CLが昔登られたルート(妙見谷ルート)(流石は京田辺山友会、山登りに関しては人材が豊富と改めて感心しました)でしたが、余り人が登られてないルートであり登山道は狭く足元は良くなく、何回も渡渉があり思わず皆子山の渡渉を思い出すほどでした。適当にロープを使って登るところもあり面白く、しかも途中でどうして登ったら良いのか迷って居る時に唯一行き会った74歳の親切な登山者に会い(このルートを何回も登られているとの事)正しいルートと、急登りのところの登り方のアドバイスを受ける出合もあり結局2時間かかり無事山頂に辿り着きました。全員が面白かったと感想を言い合いました。山頂は3℃であり日陰では寒い位の気温での昼食を頂き、頂上広場では人が多く記念写真が取れず(腹の中で我々だけがあの危険が一杯でスリリングなコースを登って来たのだとの自負心を抱き)、12時15分に下山開始、最高地点の葛木神社で記念写真後、下山途中で大阪府の最高地点(1053m)を全員が確認、久留野峠で途中休憩し、そこから暫くして歩き難いコンクリート道の下りをどんどん下がり高度を稼ぎ14時ごろロープウエイ上り口のバス停に着き無事山行を終えました。樋口さん有難うござ
いました。秋月さん皆さんご苦労さんでした。